トッププレーヤーの素振り

みなさんは、トッププレーヤーの素振りを見た事がありますか?

あまりにもの再現性の高さに、ないはずの飛んでいくダーツが
「見える、見えるぞ!!」
という感覚になってしまいます(笑)

もちろんブル、20ダブルのイメージで、素振りで投げ分けてもらったら、やっぱりそれぞれの場所に飛んで行くダーツが見えるような感覚になります。

もちろん、素振りと実際投げる時のフォームに差はありません。
それほど高い再現性を持ったイメージで、素振りが出来るということです。
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一般プレーヤーの素振り

一般プレーヤーの素振りはとても綺麗です。
でも、実際ダーツを投げてもらうと
「違うじゃんw」
ってなります(笑)

これは素振りの時は、素振りのためだけの理想のフォームになっているからで、前回の[ダーツのフォーム 観察力でトッププレーヤーから学ぶ]で書いた、外的イメージと内的イメージの結び付けが出来ていないからです。


素振りのためだけのフォーム

素振りが綺麗だと言う事は、形としての外的イメージは出来ていると言う事です。

ただそこにはダーツを飛ばす、質量を動かす内的イメージが出来ていない、または出来ているつもりなだけなのです。
なので、素振りのためだけのフォームになってしまい、ダーツを飛ばすイメージトレーニングとしての素振りには程遠いものになってしまいます。


イメージトレーニングの定義

1.スポーツで、体を実際に動かすことをせず、頭の中で動作を考えて、その正しい運動動作を学習すること。
2.ある事柄について、起こり得る場面、場合、対処方法などを、頭の中で考え、慣れておくこと。
(デジタル大辞泉の解説より)

定義としてはこのように言われています。

ダーツで言えば、あくまでもダーツを[どう飛ばすか]という視点で素振りをイメージする。
必ずバレルの質量をイメージして、重さを腕で感じる事が大切です。

またダーツボードの盤面もイメージする事で、距離感やターゲットの高さのイメージ作りに役に立ち、よりリアルな感覚の素振りになります。

そしてイメージするチカラを鍛える為には、実際の投げ込みも沢山行い経験する事が必要です。
投げた経験が多い程、イメージはつかみやすくなります。


スローモーションな動きでやってもいい

素振りはあくまでイメージトレーニングの一環なので、普段の投げる速さで動かなくても出来ます。
なので、重さをイメージ出来ない人は、バレルを持ってスローモーションで動いてみてもいいのです。
それだけでも腕にかかるバレルの重さを、普通に投げる時より感じやすく、いろいろな気づきやヒラメキがあるはずです。
重さを感じる事に慣れてきたら、バレル無しで重さをイメージして素振りをしてみましょう。
リリースのイメージなどは、スローモーションでやってみると理想形が分かりやすいです。


イメージをつかめると

重さを感じて素振りが出来るようになるので、より身体の使い方が分かるようになります。
素振りからヒントを得て、実際のスローに役立てる事も出来ます。
そして素振りと実際のフォームが、同じになってきます。

筋肉の動きをイメージして素振りをして、そこで感覚をつかんで実際のスローをする。
または、いつものフォームを再現してダーツを投げなくても反復練習ができる。
これが本当に意味のある素振りではないでしょうか。

素振りにアレンジを関連付けて、いろいろなナンバーに投げるつもりでフォームをイメージできるようにするのも良いでしょう。
アレンジをルートで覚える時も、この方法は役に立つし、実戦でアレンジを投げる時も身体がスムーズに動くようになります。

実際私も、長い期間投げにいけない事が多いので、思いついたイメージを具現化する素振りを行ったり、そこで気が付いた事を自宅投げで試したりして、普段の練習に生かしています。

以上、「ダーツの素振りについて イメージトレーニングで意味のある素振りを」でした。